074909 ランダム
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オットセイの診断士挑戦

オットセイの診断士挑戦

H18事例1再現答案

第1問
(a)
1)親会社の事業拡大とともに、業績を順調に伸ばせたこと、2)資本の調達面において親会社とその関係会社から比較的容易に収集できたこと、以上より経営基盤の構築と運営において安定的にできたことである。

(b)
A社歴代社長は親会社出身であること、給与水準について親会社を超えてはいけないという暗黙の制約があることなど取引先としての交渉力が強く、親会社の影響を受けずに経営をすることが困難であることである。

第2問
(設問1)
海外拠点をアンテナショップ的な役割を持たせて顧客ニーズを把握することに活用する。競争業者の動向も合わせて探り、自社の品揃えに役立てたり、新しいビジョンの実現へ向けて事業戦略構築に活用する。

(設問2)
メーカーである親会社と同質化した戦略はとらない。A社は化学専門商社として、親会社やその他取引先をトータルに考えて、親会社とは異なるビジネスモデルを構築していくことが、今後の発展にとって重要であるからである。

第3問
(設問1)
現在の組織は、顧客別の組織になっておらず製品別、地域別の事業部組織となっている。顧客ごとの技術動向や生産動向をいち早く察知し原材料の委託製造をコーディネートする新しい事業を展開することが困難である。

(設問2)
製品別組織に横軸に顧客別組織を組み入れたマトリックス組織を構築する。特に環境科学部とファインケミカル部において、顧客ごとの技術動向や生産動向をいち早く察知できるように組織を構築する。

第4問
組織の平均年齢が高齢化するというデメリットである。1)組織が保守的になる、2)変化への対応力が失われる、3)新しいことへのチャレンジ精神がなくなる、などの問題である。



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